孫子のバイナリーオプション

孫子のバイナリーオプション

さて、孫子の兵法をバイナリーオプションに活用してみようという連載、いよいよスタートです。
前回の「序章」で孫子の兵法がいかに優れているものか、現代社会においても活用出来るものであるかをお話しました。

今回が第1回となりますが、第1回目の兵法はこれです。

兵は勝つを貴び、久しきを貴ばず。
(へいはかつをたっとび、ひさしきをたっとばず)

戦争は勝つことが大切なのであって、長期化・泥沼化は回避すべきことだと言っています。
戦争には莫大な消費が伴います。長期化・泥沼化してしまえば国は疲弊する一方だということです。
現代に起こっている戦争でも、長期化・泥沼化してしまっているものがたくさんあります。
よく作戦をたてて、短期決戦で終わらせるべきものを、ズルズルと長期間に渡る戦いが続けられ、お互いに疲弊していっています。

FXの場合だと、最初は短期投資のつもりでエントリーしたのに、損切り出来ずに塩漬けにしてしまうのは、この長期化・泥沼化に近いものがあります。
その間にも、損失が拡大するというリスクを抱え続けているので、これは決して望ましいトレードではないでしょう。

バイナリーオプションでは、延長ルールというものもあるにはありますが、基本的に長期化・泥沼化はありません。
そういった点でも、バイナリーオプションがFX取引より有利なのかも知れません。

また、この「兵は勝つを貴び久しきを貴ばず」という言葉、受け取り方によってはもう少し別の意味も出てきます。

短期的な目標に向かう努力は実行しやすく、長期的な目標に向かう努力は継続しにくいということです。

例えば、「歩いて100Km離れた場所に行こう」と言われたらどう思いますか?
あなたが体力に自信のある方なら可能かも知れませんが、多くの方は「え?歩いて?100Km?」と思うことでしょう。
しかし、「歩いて5Km離れた場所に行こう」と言われたらどうでしょう?
あなたが体力に自信のない方ならそれでもキツく感じるかも知れませんが、多くの方は頑張ればなんとか出来ると思うのではないでしょうか。
そして、それを日々続けていけば、いつの間にか100Km到達してしまうのです。
ご自身の体力に合わせて、上の数字は自由に大きさを変えて考えてみると良いでしょう。

皆さん、バイナリーオプションもなんらかの目標があって行っているかと思います。
しかし、その目標が大きすぎると早い段階で大きな挫折感を味わってしまうかと思います。
たとえば、30万円の元手を1億にするぞ!という目標をもったとします。
目標が高いこと自体は、私は良いことだと思います。
高い目標であるほど、情熱が強くなるからです。
でも、30万を1億にするぞ!と思っていたのに、実際には最初の1ヶ月で勝ったり負けたりを繰り返して、なんとか3万円だけ増えた・・・。
この状態だと1億なんて程遠く感じます。
すごく苦労して得た利益が3万円。1億まで到達するには無限大の苦労が必要なのだろう、そう思ってしまいます。

ですから、大きな目標をもつときは、同時に小さな目標もたてるのです。
30万を1億にするぞ!、でも最初の半年の目標は30万を40万にすることからだ!
これなら実現可能に思える目標なので、目標をたてる意味があります。

また、30万から1億というのは非現実的な数字にも思えますが、実際にはとらぬ狸の皮算用の記事でも紹介したように、もし1ヶ月に20%ずつ増やすことが出来るとするなら2年と7ヶ月で1億円になります。
そもそも1ヶ月に20%ずつ増やすことが非現実的と感じる方もいらっしゃるかと思います。
確かに毎月安定して20%というのは、ないと思います。
ですが、ある月はマイナス、ある月は大幅プラスということを繰り返していって、1年間トータルでみると毎月20%増えたのと同じだけ増えている、ということは実際にあることです。
先日、わたしすっぴんジャージで「億」を稼いでいます感想の記事で紹介したサラさんも、30万スタートで3年後に2億円に到達していました。
実際には途中で数百万円程度資金追加をしているので、毎月20%かどうかは分かりませんが、どちらにせよそれほどかけ離れた数字ではないことが分かるかと思います。

長期に渡る大きな目標をたてるのは良いことですが、中期間的な中目標短期間的な小目標もたてて、小目標は実現可能!と思えるものにすると自分の意欲を継続・上昇させやすいのではないでしょうか。